Magento User's Guide Japanese Chapter 2: Magento を使ってみる

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Magento は最新のテクノロジを活用して開発されており、スピードを犠牲にすることなく、最大の柔軟性をもったショッピングサイトを構築できます。この章では、システム要件、ダウンロード方法、サーバへのインストール方法、管理パネルの紹介およびそのキーコンセプトを解説します。

システム要件

基本的なシステム要件は下記の通りです。

  • Linux, Windows, または UNIX 互換OS
  • Apache Web Server (1.x or 2.x)
  • PHP 5.2.0 以降かつ、次のエクステンション/アドオン
    • PDO/MySQL
    • MySQLi
    • mcrypt
    • mhash
    • simplexml
    • DOM
    • curl
    • gd
    • soap
  • MySQL 4.1.20 以降
  • Sendmail 互換のメール転送システム(MTA, Mail Transfer Agent)
    • MTA がない場合、Magento は SMTP サーバと直接に交信します。

パフォーマンス向上のため、バイトコードキャッシュ APC の利用を推奨します。PECL で入手できます:http://pecl.php.net/package/APC. それ以外のバイトコードキャッシュシステムは現時点ではサポートされていません。

サーバがこれらの要件をサポートしているかどうか定かでなければ、サーバ管理者にお問い合わせください。システム要件は magentocommerce.com/system-requirements でも確認できます。要件を満たしていれば、ダウンロードしてインストールできます。

Magento のダウンロード

Magento はフリーでダウンロードできます。magentocommerce.com/download でダウンロードしてください。ふたつのバージョンがあります。ひとつは必要なファイルのみのインストーラバージョンで、ほとんどのケースで必要なファイルが含まれています。もうひとつはフルバージョンで、複数言語での運用をお考えの場合や、複数のバージョンの Magento をインストールする場合に適しています。複数バージョンの場合は、最初にフルバージョンをインストールし、次にそれぞれの新しいバージョンに対するインストーラバージョンをダウンロードしてください。どのバージョンか迷ったら、簡単にするためにインストーラバージョンを選択してください。

それぞれのバージョンは、いくつかの形式で配布されています。どの配布形式か迷ったら .zip 形式を選んでください。

注意: 開発者や SVN に詳しい方は、最新版を SVN で入手できます。詳細は magentocommerce.com/svn をご参照ください。

Magento のダウンロードで、サーバにインストールする準備ができました。

Magento のインストールと設定

インストーラバージョンのダウンロードとインストール

この節では Magento のインストールプロセスを解説します。magentocommerce.com でインストーラバージョンのパッケージを入手したら、このガイドに沿って作業してください。

インストール

1. .zip か .tar.gz 形式で「insaller」パッケージをダウンロードし解凍します。

2. FTP ですべてのファイルをウェブサーバに置きます。

3. MySQL のデータベース、ユーザ、パスワードを Magento 用に作成します。

  • この作業はサーバにより大きく異なり、このガイドでは詳細を記載しません。サーバ管理者にお問い合わせいただくか、サーバの技術サポートや技術文書をご参照ください。

4. Magento のトップレベルディレクトリ(解凍したファイルをアップロードしたディレクトリ)には、インストーラの動作のため、パーミッションを正確に設定します。パーミッション設定は、FTP クライアントで「パーミッションの変更」や「モードの変更」を選択します。Linux では次に示すパーミッションの典型的な表示方法があります。

  • 数値による表現 (例: 755)
  • グループによる表現。user, group, other など。

FTPクライアントが数値表記の場合、7770777 としてください。2 番目の表記の場合は下図のように設定します。

777_file_permissions.jpg

suEXEC/suPHP における注意: サーバで PHP が suEXEC/suPHP モードで実行されているときは、セキュリティのためディレクトリのパーミッションを 755750 としてください。

5. サーバで PHP4 が採用されている場合は、ここから先のステップで PHP5 CGI バイナリ が必要です。PHP5 CGI Setup を参考にして次のステップに進んでください。

6. Webブラウザで Magento インストールウィザードにアクセスします。ファイルを http://www.example.com/magento/ に置いた場合は http://www.example.com/magento/ にアクセスします。

7. ここではインストーラバージョンを使っているので、インストールの最初のプロセスで ダウンローダ が実行されます。ダウンローダは Magento のインストールに必要なコンポーネントをダウンロードします。黒の背景に緑の文字の “Warning” メッセージが出てもあまり気にしないでください。インストーラが状況を判断し、成功していれば “Continue Magento Installation” ボタンが表示されます(インストール開始からこのボタンの表示までに5分程度かかります)。インストールウィザードを続けるため、”Continue Magento Installation” ボタンを押してください。

8. インストールウィザードでは、様々なレベルの設定が要求されます。ほとんどの選択肢には状況に適したものが自動的に推察されますが、すべての設定は状況に応じて変更できます。最低限、データベースの設定パラメータ “Database connection” をステップ3のものにあわせてください。

9. これで Magento のインストールは完了です。管理用のバックエンドにアクセスし、オンラインショップの設定を開始できます。

フルパッケージのインストール

ここではフルパッケージのインストールについて述べます。magentocommerce.com で standard release distribution を入手したら、次の手順でインストールします。

インストール

1. .zip か .tar.gz ファイルを Magento サイトで入手し、解凍します。

2. FTP ですべてのファイルをウェブサーバに置きます。

3. MySQL のデータベース、ユーザ、パスワードを Magento 用に作成します。

  • この作業はサーバにより大きく異なり、このガイドでは詳細を記載しません。サーバ管理者にお問い合わせいただくか、サーバの技術サポートや技術文書をご参照ください。

4. 次のディレクトリに書き込み権を設定します: app/etc , var , および media 。 書き込み権の設定は FTP クライアントで実行できます。FTP クライアントで「パーミッションの変更」や「モードの変更」を選択し、webサーバが上記のディレクトリに書き込みできるように設定します。Linux では次に示すパーミッションの典型的な表示方法があります。

  • 数値による表現 (例: 755)
  • グループによる表現。user, group, other など。

FTPクライアントが数値表記の場合、7770777 としてください。2 番目の表記の場合は下図のように設定します。

777_file_permissions.jpg

suEXEC/suPHP における注意: サーバで PHP が suEXEC/suPHP モードで実行されているときは、セキュリティのためディレクトリのパーミッションを 755750 としてください。

5. サーバで PHP4 が採用されている場合は、ここから先のステップで PHP5 CGI バイナリ が必要です。PHP5 CGI Setup を参考にして次のステップに進んでください。

6. Now use your web browser to surf to the Magento installation wizard. If you’ve uploaded the Magento files to http://www.example.com/magento/, then the wizard will be located here: http://www.example.com/magento/.

7. ウィザードでは Magento を機能させるための、システムレベルの様々な設定を行います。ほとんどの選択肢には状況に適したものが自動的に推察されますが、すべての設定は状況に応じて変更できます。最低限、データベースの設定パラメータ “Database connection” をステップ3のものにあわせてください。

8. これで Magento のインストールは完了です。管理用のバックエンドにアクセスし、オンラインショップの設定を開始できます。

付録: PHP5 CGI のセットアップ

はじめに

レンタルサーバによっては、PHP5 が導入されていないところもまだ多いです。Magento は PHP5 が必須ですのでこの点が導入の障害になるかもしれません。

ここでは、PHP5 が導入されていないサーバに対し、PHP5 の CGI バイナリをインストールし、それにあわせた Web サーバ(Apache) の設定について解説します。

システム要件

レンタルサーバの環境はそれぞれ異なりますので、作業の前にこの方法が使えるかどうかを調査する必要があります。 基本的な動作環境は下記の通りです。もし確信が持てなければ、作業しながら確認しても良いでしょう。

  • OS: Linux
  • Web サーバ: Apache (CGI をサポートしていること)
  • .htaccess ファイルによる FileInfo オーバーライド
  • cgi-binディレクトリにユーザが書き込み可能であること
  • DocumentRoot と cgi-bin ディレクトリに FTP でアクセスできること

Step 1: PHP5 CGI バイナリをアップロード

PHP5 バイナリをコンパイルすることもできますが、Magento のサイトからダウンロードも可能です。 http://www.magentocommerce.com/support/php5cgi/php5-cgi

ダウンロードしたら、FTP クライアントでサーバの cgi-bin ディレクトリにアップロードします。 cgi-bin ディレクトリの場所がわからなければ、レンタルサーバの管理者にお問い合わせください。

アップロードしたら、FTP クライアントで php5-cgi ファイルのアクセス権を正しく設定します。パーミッション設定は、FTP クライアントで「パーミッションの変更」や「モードの変更」を選択します。Linux では次に示すパーミッションの典型的な表示方法があります。

  • 数値による表現 (例: 755)
  • グループによる表現。user, group, other など。

FTPクライアントが数値表記の場合、 php5-cgi ファイルのパーミッションを 7550755 としてください。2 番目の表記の場合は下図のように設定します。

755_file_permissions.jpg

Step 2: Magento の .htaccess ファイルを編集

Web サーバのデフォルト設定では PHP4 が実行されているものとします。そのままでは Magento は動作しません。PHP5 CGI バイナリを使うように設定するには、Magento のトップレベル ディレクトリにおいて、 .htaccess ファイルを変更します。

FTP クライアントで Magento のトップレベルディレクトリにある .htaccess を PC にダウンロードします。

このファイルは長いのですべてをここに掲載しませんが、最初の数行は下記のようになっています。

cgi_htaccess_file.jpg

まず上記の部分における、最後の3行の先頭にある # を削除します。これによりサーバの CGI ハンドラが有効になります。 次に、 Action 行の path を、Step 1 で php5-cgi を置いた場所に変更します。path は DocumentRoot からの相対パスにしてください。

以上です! Magento のインストール作業に戻ってください。

トラブルシューティング

まだ“Invalid PHP version”と表示されます

.htaccess による FileInfo オーバーライドが許されていないのかもしれません。 この方法では FileInfo オーバライドが必須です。サーバの管理者にお問い合わせください。

“Internal Server Error”と表示されます

CGI バイナリが異常終了したときのエラーメッセージで、その原因は様々です。サーバの Apache エラーログにアクセスできるなら、原因がログに残っているかを確認してください。よくある原因は次の通りです。

  1. PHP5 バイナリの場所が違う .htaccessAddHandler ディレクティブで正しい場所が指定されていない可能性があります。これは Web ブラウザで確認することもできます。たとえば、サーバが www.example.comPHP の場所が /cgi-bin/php5-cgi の場合、Web ブラウザで http://www.example.com/cgi-bin/php5-cgi にアクセスしてください。“Internal Server Error”が出たら、PHP5 バイナリは正しい場所にあります。“File not found”だと AddHandler ディレクティブが間違っています。
  2. PHP5 バイナリのパーミッション設定 Step 1 で設定した PHP5 CGI バイナリのパーミッションを再確認してください。パーミッションは 755 や“rwxr-xr-x”とします。

インストール中の設定

オプションを指定したら、ファイルのダウンロードが始まります。ダウンロードにかかる時間は転送スピードに依存します。ダウンロードが完了したというメッセージが出たら、OK を選択し、次のステップであるストア(Store)の設定に移行します。

最初に指定するのは、データベース接続(Database Connection) に関する設定です。サーバのドメイン名、データベース名、ユーザ名、パスワードを指定します。

インストールでトラブルがあったら

www.magentocommerce.com のフォーラムもご参照下さい。

管理パネルの紹介

インストールが完了したら、サイトのフロントエンドが表示されます。管理パネル(administration panel) の URL は、ベースの URL に /admin を追加します。たとえば example.com がベース URL だとすれば、http://www.example.com/admin にアクセスして下さい。ログイン画面が表示されますから、インストール時に指定したユーザ名とパスワードを入力します。Login ボタンを押すと管理パネルが表示されます。

ここからは、サイト管理における初期設定において重要な機能を紹介します。その他の機能、すなわち、商品の追加、支払い方法、発送の設定などについては、次章以降で解説します。

複数のウェブサイトとストアを作成する

複数のウェブサイトや複数のストアを作成する場合は、システム(System) > ストア管理(Manage Stores) と操作します。

ウェブサイト(Website)

新しいウェブサイトを作るには、画面右上の ウェブサイトを作成(Create Website) ボタンを押します。

ウェブサイトにはそれぞれに独特の コード(Code) が必要です。コードは英文字(a-z)、数字(0-9)、アンダースコア(_)のみ使用できます。スペースや特殊文字、2バイト文字は使用できません。

たとえば、ウェブサイト名が New Website だった場合、コードはウェブサイト名を省略して“new”や“newwebsite”とすると良いでしょう。

それぞれのウェブサイトについて管理上の順番を変更するため、並べ替え(Sort order) を指定できます。

index.php にアクセスしたとき、どのウェブサイトを表示させるかが指定されていない場合は、デフォルトのウェブサイトが表示されます。デフォルトのウェブサイトはチェックボックス デフォルトとして設定(Set as default) で指定します。

ストア(Store)

新しいストアを作るには、画面右上の ストアの作成(Create Store) ボタンを押します。

次に、そのストアを関連づけるウェブサイトを指定します。

さらに、ストアのルートカテゴリ(Root Category)を指定します。カテゴリの設定が完了したら、複数のストアについて、それぞれ異なるルートカテゴリを作成できます。あるルートカテゴリに関連づけられたサブカテゴリと商品は、そのルートカテゴリが関連づけられたストアでのみ表示されます。ストアが複数でも、ルートカテゴリを単一にする場合は、全てのストアで同じルートカテゴリを指定します。カテゴリについての詳細は次章 Chapter 3: Set Up Your Catalog で解説します。

ストアビュー(Store Views)

第 1 章 で述べたとおり、ストアビューは多言語の設定のとき、よく使われます。

新しいストアビューを作成するには、画面右上の ストアビューの作成(Create Store View) ボタンを押します。

続けてストアを指定します。コード(Code)と並べ替え(Sort Order)はウェブサイトのときと同様です。

フロントエンドでストアビューを表示させるには、プルダウン ステータス(Status) を 有効(Enabled) にします。削除せずに非表示にするには、これを 無効(Disabled) にします。

ストアビューにはそれぞれ異なる通貨(Locales)を指定できます。まず、システム(System) > 設定(Configuration) で、左カラムの全般(General)タブを選択します。次に、左カラムの上部にある 通貨設定範囲(Current Configuration Scope) で変更するストアビューを指定します。通貨を指定するフィールドの右側にあるチェックボックス ウェブサイトを使用(Use website) をオフにすれば、そのストアビューで使う通貨を変更できます。

権限(Permissions)

Magento の権限は柔軟かつ直感的です。まず、そのユーザがどこを管理できるか、ロール(Role, 役割) を作成して指定します。次に、ユーザを作成し、ロールを割り当てます。ロールとユーザの関連づけは、ユーザページとロールページの両方で指定できます。

ロール(Role, 役割)作成

ロールを作成するには、システム(System) > 権限(Permissions) > ロール(Roles) と操作し、新規ロールの追加(Add New Role) ボタンを押します。

ロール情報(Role Info)

ロール名(Role Name) を指定します。

ロールリソース(Role Resources)

左カラムのロールリソースを選択し、そのロールに関連づけられたユーザが管理できる機能を指定します。いちばん上のドロップダウンメニュー リソースアクセス(Resource Access) で 全て(all) を指定すれば、全てのリソースにアクセスできます。カスタム(Custom) にすれば、リソースがツリー構造で表示されます。そのロールにアクセスを許可するリソースを指定してください。

最後に ロールの保存(Save Role) ボタンを押して下さい。

ロールユーザ

ロールが作成されるとこのタブが表示されます。そのロールに関連づけられたユーザを表示します。全てのユーザを表示させるには リセット(Reset Filter) ボタンを押します。そのロールを割り当てたいユーザのチェックボックスをオンにして ロールの保存 ボタンを押して下さい。

ユーザの追加

ユーザを追加するには、システム(System) > 権限(Permissions) > ユーザ(Users) と操作し、新規ユーザの追加(Add New User) ボタンを押します。

ユーザ情報

追加するユーザの情報を入力します。ユーザ名(User Name) と パスワード(Password) は管理パネルのログイン時に必要です。また、管理パネルにアクセス可能にするためには、有効(Active) にしなければなりません。あるユーザを削除せずに、管理パネルへのアクセスを不可にするには、これを 無効(Inactive) にします。

ユーザロール

そのユーザにロールを割り当てます。作成済みのロールがリストアップされますから、その中から選択して下さい。

最後に ユーザの保存(Save User) ボタンを押して下さい。

キャッシュ管理

キャッシュの管理は システム(System) > キャッシュ管理(Cache management) で行います。適切に指定すれば、Magento のパフォーマンスが向上します。Magento の開発に携わるのであれば、キャッシュ管理を無効にするべきです。このページでは、様々な要素についてそれぞれにキャッシュを使うかどうかを指定できます。

Table of Contents(英文)

original: //www.magentocommerce.com/wiki/welcome_to_the_magento_user_s_guide/chapter_2/




 

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